独立系・新型・創作・近代・お土産こけしの作品や作家の紹介です
今回の記事では独立系の伝統こけしや工人の自由な発想で作られた新型作品、そして、アートな “KOKESHI DOLL” として海外でも人気のある創作こけしやお土産品について、それぞれの特徴の解説や作品を紹介していきます。 独立系 […]
このページはこけしに関する情報を集めたカテゴリーページです。随時更新していきますのでご活用いただけたら幸いです。
こけしには、型を継承する「伝統こけし」、工人の自由な発想で作られる「創作|新型こけし」、芸術性の高い「近代こけし」、観光地で売られていた「お土産品」の4つの種類があります。
それぞれにコレクターもいて楽しみ方もいろいろです。
師匠から弟子へと型を継承してつくられてきたこけしです。みちのくで生まれ、育まれてきた木地玩具の一種です。東北地方の各地で作られていて、温泉地を中心とした地域で発展してきました。それぞれに特徴があり、一般的には11の系統に分けられています。昭和30年代から50年代にかけてのこけしブームの時には主役的な位置づけでした。
整理をお考えの方向けの記事です。
今回の記事では独立系の伝統こけしや工人の自由な発想で作られた新型作品、そして、アートな “KOKESHI DOLL” として海外でも人気のある創作こけしやお土産品について、それぞれの特徴の解説や作品を紹介していきます。 独立系 […]
蔵王東麓、宮城県の、遠刈田温泉を中心とした地域で継承され発展してきたと遠刈田系。そして、多くの名工を輩出してきた遠刈田系こけしの特徴と作品を紹介していきます。 遠刈田系の特徴 頭が大きく、なで肩の細い胴が特徴です。頭頂に赤い放射線状の飾りを描かれ、額 […]
宮城県の鳴子温泉周辺の地域を中心として継承されてきた鳴子系。その清楚な表情は広く親しまれ、最大の産地にもなっています。 今回の記事ではそんな鳴子系の特徴や新型作品、工人さんの一覧を紹介していきます。 鳴子こけしの特徴 鳴子系は、頭は嵌め込み式で作られ […]
宮城県白石市の弥治郎を中心とした地域で継承されてきた弥治郎系こけし。ハッとするような鮮やかでカラフルな色彩も魅力の一つとなっています。 今回の記事ではそんな弥治郎系の特徴と作品を紹介していきます。 弥治郎系の特徴 頭部は差し込み式で(初期の弥治郎は嵌 […]
肘折系は山形県の大蔵村肘折温泉を中心と地域で継承され遠刈田や鳴子系の混合として発展してきました。 今回の記事では、そんな肘折系の特徴に迫りたいと思います。 肘折系の特徴 肘折系は、遠刈田系と鳴子系の特徴を取り入れ発展してきました。その為、頭部は差し込 […]
作並系の影響が色濃く残る山形系。今回の記事は山形系の特徴と作品を紹介します。 山形系の特徴とは 作並系の影響を強く受けた作品(作並で修業をした小林一家が山形で始めた系統といわれています)が作られています。以前は分類上も山形作並系として一つにまとめて取 […]
仙台の奥座敷ともよばれる作並温泉を中心とした地域で継承されてきた作並系。今回の記事は、その作並系の特徴を作品を織り交ぜながら紹介していきます。 作並系の特徴とは 作並系は、河原に湧き出す天然の岩風呂で知られる、作並温泉を中心とした地域で継承されてきま […]
山形県の南東部、蔵王温泉や高湯温泉周辺で継承てきた蔵王・高湯系。今回はその特徴を作品を交えながら紹介していきます。 蔵王・高湯系の特徴 蔵王・高湯系は遠苅田の技術が伝わり変化して継承されてきた系統です。胴体は太く安定感のある形をしています。 構造は頭 […]
秋田県皆瀬村木地山や川連を中心とした地域で継承され木地山系の特徴について、作品を交えながら紹介します。 木地山系の特徴 戦前の古作 小椋泰一郎(おぐらたいいちろう:1889-1951)作 ごく初期の木地山系は鳴子と同様にはめ込み式で作られていたそうで […]
青森県津軽地方の温湯や大鰐温泉周辺の地域では、この地方独特のこけしが継承されてきました。 今回の記事は、青森県で作られてきた津軽系の特徴を作品を織り交ぜながら紹介します。工人の一覧もあります。 特徴 津軽系の最も大きな特徴として、ねぶた[1]から取り […]
南部系は岩手県の花巻や盛岡を中心とした地域で作られている系統です。描彩の無い「キナキナ坊」と呼ばれる独特の様式もあります。 今回の記事は南部系の特徴と作品を紹介、そして作者である工人についての情報をまとめました。 南部系こけしの特徴 南部系は、一般的 […]
福島県の土湯温泉を中心とした地域で伝承され作られてきた土湯系。 今回はそんな土湯系について、特徴や工人による作品を紹介しながらのまとめ記事です。工人一覧表もあります。 土湯系の特徴 土湯系は大きく分けて、土湯温泉を中心とした「土湯」、飯坂温泉の「飯坂 […]