【二代目浅之助・渡辺和夫さん】ビッグでビックリな新型こけし

土湯系工人、二代目佐久間浅之助(渡辺和夫)さんのとても珍しいビッグでびっくりな新型の大作を紹介します。

作品の紹介

まずは全体像の様子を見てください。

70cmは軽く超えるという大きさです。まるでそびえ立つ宮殿みたいですね。

どうですか、この迫力!!渾身の大作です。

あの世界遺産であるインドの ※ タージ・マハルを彷彿とさせる頂点部。そして、帽子のつばの部分には、所狭しとミニサイズのこけしたちが沢山はめ込まれていて見どころいっぱいです。

びっくりですね。一つ一つよく見るとまたその表情の愛らしいといったら・・・。

※タージ・マハル
インドを代表する建築物です。緻密な計算に基づく完璧な対称性を誇り、美しいフォルムを持つ白亜の建物です。世界遺産にも登録されています。

帽子の部分のアップです。

そして、なんと!これ、帽子の部分が回転するんです。まるでメリーゴーランド (笑) 。

このミニたちの顔の表情やフォルム、模様もいろいろですが、それぞれバラバラでも統一性のあるバランスに良さに仕上げられ、さすがといった感じです。


こちらの画像は、さらにアップしたものです。表情も豊かですね。なんか一人だけへそ曲がりな子がいますね。

いちばん左側・・。への字に口を閉じてます。www何とも言えない表情です。ママに叱られたやんちゃ坊主といったところでしょうか。


こちらは胴体の部分のアップです。こちらは伝統的なものが使用されています。

そして、またまたびっくり!!胴の部分もメリーゴーランド!!

帽子と同じように胴体の部分も回転するんです。手の込んだ作りですね。回して楽しむのでしょうかね♪

いかがでしたか?

本当に凄い作品だと思います。小さなこけしをたくさん使った贅沢さ、また、手の込んだ細工など、もうスケールが違います!!

比較的色も残っており綺麗ですね。

それにしてもすごいなぁ。こんな大迫力の新型は初めて見ました・・・。

おまけです。帽子をかぶった渡辺和夫(二代目浅之助)さんの新型。

二代目浅之助(渡辺和夫)工人の略歴

渡邊和夫(1940-2005)

昭和15年、福島県土湯温泉町上ノ町にて生まれる。

昭和46年より師匠である福島の港屋本流・佐久間芳雄(1921-1996)工人の元で木地を学びました。そして、後に湊屋の伝統を継承する工人として、二代目浅之助を名乗りました。

また、弟子の野地忠男(1931-2012)、太田精二(1926-)、岩附義正(1948-)らの工人を育てました。

平成17年に不慮の事故により永眠。

新型や創作の作品は工人さん独自の自由な発想や感性でつくられていて、伸び伸びとした作風が楽しいですね。

今回のお話は、土湯系工人、二代目佐久間浅之助(渡辺和夫)さんによるスケールの大きな新型の紹介記事でした。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう。