ゲーベル社(ドイツ)の【フンメル人形】愛らしいフィギュリン

今回は世界中で愛されてきた『ドイツ・ゲーベル社』のフンメルのフィギュリンについてのお話です。


ゲーベル社のフンメル人形の誕生

フンメル人形は1935年にドイツの磁器製造会社ゲーベル(Goebel)で生産され始めました。

それは、バイエルンの修道女『マリア・イノセンティア・フンメル(1909-46)』によって描かれた愛らしい子供たちの絵をモチーフにして誕生した磁器のフィギュリンでした。

そして、原画者である彼女の名前から「フンメル」と名付けられました。

愛らしい子供の一瞬の感情や表情、仕草を愛らしく表現し、また安価な価格で販売されたということもあり、その人気はたちまち世界的に広がりました。そして、各国にフンメルのファンクラブも作られ愛されていきました。

ゲーベル社のフンメルの終焉

世界中でファンクラブも出来て、そして長い間愛され続けてきたフンメル人形でしたが、時代の流れとともに終焉へと向かっていくことになります。

その製造は彩色も含め、手作業で行っていたためにコストが高くなっていたことも原因の一つです。それでも。ゲーベル社は毎年多額の損失を計上しつつ製造を続けてきました。

しかし、2008年6月18日に突如、悲しい知らせが同社より発表されました。

“製造中止”

世界中で愛されてきたフンメル人形もついに終わりの時を迎えることになります。

新たな出発

ゲーベル社による製造は中止されたものの、現在はフンメルブランドの製造権を引き継ぎだ「Hummel&Manufaktur GmbH」が新たなフンメルのフィギュリンを製造し販売が再開されました。

ファンとしては一安心といったところだと思います。

そんな道を歩んできたフンメルではありますが、ゲーベル社時代のアイテムでも、ヴィンテージ品として、まだまだ比較的に入手しやすい状況です。

ヴィンテージショップやネット通販等でも購入できますので、色々と好みの人形をセレクトしてみてください。

これからコレクションを始めようかなと考えている方にもお勧めできるコレクターアイテムです。

ヴィンテージのフンメル

最後に、手元にあるゲーベル社時代のフンメル人形を紹介して終わりたいと思います。

背中にかごを背負った男の子のフィギュリンです。

男の子が背中にかごを背負っています。よく見ると花が入っているようです。

はじめは山登り?なのかと思っていましたが・・・。きちんと題名が表記されていました。

タイトルは、Flower vendor(花売り)でした。良くみれば背中に背負った籠には花が沢山入っていました。シールのラベルには、Zum blumenmarketとも表記されていて、調べてみたらドイツ語でフラワーマーケットという意味だそうです。

一つ一つ手作業で描かれている為、表情が微妙に違い世界で一つの表情になります。 ゲーベル社の作品はどれも表情が可愛らしいですね。

フンメルの作品は種類も多く、手に入れやすく、コレクションも楽しくできると思います。ぜひ手にしてみてください。

今回は、世界中で愛され続けてきたドイツのヴィンテージ陶器のフィギュリン、フンメルについてのお話でした。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。それではまた、別の記事でお会いしましょう。