日本各地で作られている郷土玩具や民芸人形、海外の民芸雑貨の買取についてのご案内記事です。
郷土玩具の売却は、取扱い歴25余年・買取実績豊富な弊社「株式会社水無月」にお任せくださいませ。 弊社専門スタッフが細かく丁寧に査定させていただきます。
引越し時の整理や遺品整理、終活、コレクション売却等、大量の場合でもご遠慮なくお申し付けくださいませ。

郷土玩具や民芸人形の買取について
張子や土人形、木地玩具、木地ダルマ、土鈴。独楽等、ほぼ全般的に買取の対象となります。近年の傾向として人気があるものと不人気なものがあり、買取の査定金額にやや差が出てきております。
では、どのような郷土玩具が人気があるの?
という事になりますが、やはり手に入れづらいもの、現在では作られていないものという事になります。
後継者がいなく廃絶してしまった玩具や、制作数が少なくなかなか入手出来ないものは買取も高くなる傾向があります。(但し、需要がある場合に限ります)。
ただ、こけしと違い、戦前のものだから高価買取になるかと言えば一概にそうとは言い切れません。郷土玩具の場合(特に土人形に関して)は、戦前の作品も比較的多く残っているためです。
したがって、郷土玩具の場合は古いからと言って一概に高価買取になるわけではなく、需要と供給のバランスによつて左右されてきます。
逆に不人気なものは?というと、具体的な品名は申し上げることは控えさせていただきますが、『昔と同じものが現在でも作られているもの』、『比較的歴史の浅い郷土玩具(創作など)』や近年流行りであった『奇抜な企画もの』などがあります。
あと、買取がムリという事ではないのですが、ジャンルでいうと土鈴は需要と供給の関係であまり人気がない傾向にあります。
土人形
低火力の素焼きの人形に胡粉をかけて泥絵具で彩色をした郷土色豊かな人形です。素朴な味わいが魅力の郷土人形で、物語や干支を題材にしたものが多く見受けられのも特徴のひとつです。
伝統的に受け継がれてきた型の他、再興され新たに作られ始めたものや全く新しい型を使用したものなど日本各地で様々な土人形が作られています。
すでに廃絶してしまったものは比較的買い取り価格が高くなる傾向にあります。

こちらは青森県の福原英治郎さんによる土人形です。観賞用としての趣味性の強い民芸品です。福原さんは元々は骨董品屋さんだったそうです。

長野県の中野土人形の猫です。奈良久雄さんの作品。入手が難しい為に人気の土人形になっています。

岐阜の市原土人形です。後藤久美さんの作品。招き猫にダルマが乗るという縁起物人形です。
張子
木や粘土で型を作り和紙を張り成形して作られる郷土玩具です。中が中空になっている為非常に軽いのが特徴です。
2世紀ごろに中国で創始された技法で、日本には平安時代にその技術が伝わってきたとされています。

千葉県の下総張子のだるま。根戸工房、松本節太郎さんの作品です。独特な表情を見せるだるまさんですね。

島根県の郷土玩具・出雲張子の虎です。1962年の年賀切手の図案にも採用されました!!

六原張子の長寿鶏。さわはん工房さんによる作品です。七福神の中の一人「福禄寿」の上に鶏に乗っかっています。すました表情のにわとりとは反対に楽しげな笑顔を見せる福禄寿さんです。
土鈴
陶土を低温で焼き上げ彩色を施した素焼きの鈴です。神社やお寺で授与される「授与鈴」や作り手のアイデアで創作された「創作土鈴」があります。
おそらく郷土玩具に中では一番多くの種類があるのではないでしょうか。

大覚寺の雛土鈴です。大覚寺は1200年の歴史を誇る、京都嵯峨の寺院で、弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山です。また、皇族ゆかりの寺院としてお知られています。

尾崎人形の堂内天神土鈴です。コロンコロンと音が鳴ります。天神様の表情が愛らしい!!

白濱神社のへび土鈴です。静岡県白浜にある白濱神社の授与鈴。縁結びの神社として知られています。
木地玩具

木彫りのヘビです。鶴岡八幡宮の開運一刀彫。可愛い表情が魅力です。

太宰府天満宮の鷽です。天神様の使いとして知られる鷽をモチーフにしています。鷽替えの神事で使用される木製の郷土民芸玩具です。

鹿児島神宮の鯛車です。宮地武二さんの作品。

こけしに関しましては詳しく解説した記事がございますので「こちら⇒こけし」よりご覧ください。

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