【茨城の民芸】水戸・農人形他・郷土玩具や伝統工芸品を紹介します

今回の記事では水戸偕楽園の農人形や笠間焼等、茨城県で作られている郷土玩具や伝統工芸品について紹介していきたいと思います。

茨城県の郷土玩具

茨城県の郷土民芸玩具

水戸・偕楽園の農人形

水戸の農人形

江戸時代後期に農本主義を説いた、水戸藩第九代藩主・徳川斉昭公が農民の労と五穀に感謝して、お人形にご飯を供えた後に食事をとったとされる逸話があり、その斉昭公の勧農の教えにもとづいて生み出された郷土民芸品です。

素材は木彫りや陶製、金属製のものがあり、なかでも陶製の人形は、明治末期には「偕楽園焼・農人形」として販売されていたと伝えられています。

那珂湊の張子

那珂湊張子の首振りうさぎ
首振りのうさぎです。

那珂湊で作られている張子玩具です。農閑期にのみ作られているそうです。種類には張り子の達磨や、首振りのうさぎやトラ、天狗面などがあります。

村松山虚空蔵堂の授与玩具

日本三虚空蔵のひとつに数えられ人々の信仰を集める村松山虚空蔵堂の授与玩具で、信仰玩具らしい素朴な作品です。

真弓馬

村松山虚空蔵堂の真弓馬

抽象的で原始的な立絵馬で、平板に彩色を施して作られる素朴な玩具です。

宝舟

村松山虚空蔵堂の宝舟

板を組み合わせた素朴で簡素な作りが魅力の玩具。昔は周辺の漁師が正月に求め、大漁祈願と海難除けとして神棚に祀ったそうです。

その他の玩具

  • 大洗町の磯辺だるま
  • 霞ヶ浦周辺のまこも馬

茨城の伝統工芸品

茨城県の伝統工芸品

結城紬

結城紬

奈良時代の創始と伝えられる結城紬。鎌倉時代になり時の領主であった「結城」氏の名をとり、「結城紬」と呼ばれるようになり、全国にその名が知れ渡っていきました。

一本一本、手で紡いだ上質な糸から織られる反物は、軽くて柔らかく、保温性に優れていることが特徴で、日本最高峰の織物のひとつに数えられています。

笠間焼

茨城県笠間市周辺で作られている陶器です。

古くは益子焼と同様に水甕や鉢・大徳利など日常で使用する雑器が中心に作られていました。また、古い笠間焼には「そば徳利」と呼ばれる小さな徳利があります。

近代の笠間焼は、特徴がないことが特徴といわれる通り、日常雑器から斬新なオブジェなど、千差万別の作品が陶芸家によって作られています。

若手から海外の陶芸家まで幅広く創作活動が行われ、常に新しい技法や作風が生み出され、陶芸ファンの目を楽しませてくれています。

真壁石灯籠

日本三大石材の産地として知られる真壁地方で作られている工芸品です。材料には、加波山などから採取される質の良い御影石が使用されます。そして、鎌倉時代には既に作られていたとも伝えられています。

以上が茨城県の郷土玩具と伝統工芸品についての紹介でした。最後までお付き合いくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう。