【津軽こけし】温湯・大鰐の特徴と作品を紹介【津軽系工人一覧表】

青森県津軽地方の温湯や大鰐温泉周辺の地域では、この地方独特のこけしが継承されてきました。

今回の記事は、青森県で作られてきた津軽系の特徴を作品を織り交ぜながら紹介します。工人の一覧もあります。

特徴

津軽系の最も大きな特徴として、ねぶた[1]から取り入れられたダルマ絵や、 縄文土器風の模様、そして観音様風等があります。

頭と胴体がつながった作り付けで決まった形はなく、「直胴」「胴と裾を膨らませたもの」また、くびれを付けたもの等があります。髪の毛はオカッパのものが多いのも特徴の一つです。

  • 独特のねぶた模様が描かれる
  • 観音様風のこけしがある
  • 鳴子系の影響を受けている
  • 髪の毛はおかっぱ頭のものが多い

[1] ねぶた

ねぶた祭りは8月初旬(旧暦7月7日)に行われる行事。武者等を模った人型や武者絵の描かれた扇型の山車燈籠を引いて街を練り歩きます。青森県の各地ではそれぞれねぶた祭りが開催されています。特に有名なのが青森ねぶたや弘前ねぶたです。(ともに国の重要無形民俗文化財)に指定されています。また、黒石ねぶたは青森県指定無形民俗文化財に指定されています。

作品ギャラリー

津軽系のこけしたちです。お楽しみください。

独特の世界観を持つ『今晃』工人の作と津軽のえじこ。

多兵衛型3点と佐々木金一郎工人の作。

ねぶた(ダルマ絵)と津軽のだるま。

個性溢れる津軽のダルマたち

木地玩具や独楽いろいろ。

奥瀬鉄則工人のコレクション

それぞれの表情に違いがありますね。

波うった目がしらと三日月形、眉毛の違い等、ちょっとした組み合わせで表情が変化します。

同じ工人さんの作品も並べてみるとまた違った魅力に気付かされます。

その他のコレクション

津軽の工人一覧

  • 阿保金光(1952-2015)
  • 阿保正文(1983-)
  • 阿保六知秀(1950-)
  • 五十嵐嘉行(1927-)
  • 石川美祈子(1979-)
  • 稲田瑛乃(1985-)
  • 入間誠吾(1934-)
  • 奥瀬鉄則(1940-1992)
  • 奥瀬陽子(1944-)
  • 川越謙作(1911-1959)
  • 川越謙次郎(1907-)
  • 北山裕美(1979-)
  • 北山真由美(1978-)
  • 北山盛治(1947-)
  • 小島利夏(1979-)
  • 小島俊幸(1949-2012)
  • 小堀(佐々木)邸子(1937-)
  • 今晃(生年不明)
  • 斎藤幸兵衛(1890-1943)
  • 佐々木金一郎(1918-1975)
  • 佐々木金次郎(1892-1962)
  • 笹森淳一(1954-)
  • 佐藤伊太郎(1869-1937)
  • 佐藤信(1926-2004)
  • 佐藤誠治(1925-1995)
  • 佐藤善二(1925-1985)
  • 佐藤佳樹(1949-2007)
  • 島津誠一(1930-)
  • 島津彦三郎(1897-1969)
  • 新山久一(1917-1974)
  • 長谷川優志(1978-)
  • 長谷川辰雄(1905-1985)
  • 長谷川健三(1942-)
  • 本田功(1941-)
  • 本間直子(1961-)
  • 間宮正男(1921-2008)
  • 間宮明太郎(1895-1977)
  • 三上文蔵(1910-1958)
  • 村井福太郎(1882-1969)
  • 村井操(1912-1980)
  • 村元文雄(1931-1999)
  • 毛利昭一(1954-)
  • 毛利専蔵(1916-2003)
  • 毛利たま(1923-1988)
  • 盛秀太郎(1895-1986)
  • 盛美津雄(1955-)
  • 山谷清(1925-1983)
  • 山谷きよ(1912-1997)
  • 山谷権三郎(1901-1965)
  • 山谷敏一(1935-2014)
  • 山谷藤吉(1865-1935)
  • 山谷三千男(1936-2010)

今回は津軽系についての参考記事でした。画像の方が多かったと思いますが、お楽しみいただければ幸いです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう。

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